9月5日の日本株

9月5日の日本株は、寄り付き後下げる局面もあったものの、引けにかけてプラスに転じ、日経平均株価の終値は前日比97円58銭高の33036円76銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄2345に対し値下がり銘柄1555と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は358、年初来安値更新銘柄は２でした。

ADA指数は66.2％となり、前日の71.1％から低下しました。ポジションが膨らみすぎていたので、意識的に含み益が少ない銘柄等を売却しました。

保有株の持続を中心に

個別銘柄をみると、神戸製鋼所（５４０６）、三菱重工業（７０１１）、INPEX（１６０５）、日本冶金工業（５４８０）、日本電気（６７０１）、名村造船所（７０１４）、三菱商事（８０５８）、エスリード（８８７７）など、引き続き高値更新銘柄は極めて高水準にあります。

また、5日はマザーズ指数が堅調で、成長株にも値を上げたものが目立ちました。

まだまだ短期的には過熱感が払しょくされていませんので、基本は上昇トレンドにある保有株の持続が中心で、新規買いは慎重になるのがよいと思います。個人的にはいつ大きな下落相場に転じてもおかしくないと思っていますので、下がったら売るというのは徹底していきます。大きな下げ相場で多額の損失を被ったら、今あげている利益など簡単に吹き飛びますので。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。