チェックした銘柄は追い続けるー2018年2月23日の日本株と今週の投資戦略

<2月23日の日本株>
週末2月23日の日本株はじり高の展開となり、日経平均株価の終値は前日比156円34銭高の21892円78銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄2662に対し値下がり銘柄1061と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は58、昨年来安値更新銘柄は4でした。
再び昨年来高値更新銘柄が昨年来安値更新銘柄を恒常的に上回る状況になってきており、強い銘柄が上値を伸ばしやすい環境になっているといえます。

ADA指数は34.4%となり、前日の36.6%から少し低下しました。上昇トレンドの銘柄を買い、下降トレンドとなった銘柄を売るという行動を淡々と実行しています。

 

<チェックした銘柄は下降トレンドになっても追い続ける>
個別銘柄をみると、インベスターズクラウド(1435)、SBSホールディングス(2384)、メディカル・データ・ビジョン(3902)、イー・ガーディアン(6050)など、高値更新となる銘柄も相当数生じています。

日経平均株価を含め、まだまだ25日移動平均線を割れている銘柄の方が多いので、全面的に強気とするわけにはいきませんが、すでに25日移動平均線を超えていて、上値追いをしている強い銘柄はしっかりと保有を続け、利を伸ばすべき局面です。

ところで、皆さんは投資候補としてチェックしている銘柄がいくつかあると思いますが、もしその銘柄が天井をつけて下げに転じてしたまった場合、どうしていますか?

私は、例えチェックしている銘柄が下降トレンドに転じたとしても、ずっと株価をウォッチし続けています。

例えば、23日に高値更新となったメディカル・データ・ビジョン(3902)は昨年6月に高値を付けた後下落に転じ、一時高値から40%近くも下落しました。

当然株価も25日移動平均線を割り込み、保有株を売却しましたが、ここで気を付けなければいけないのが、売却したらそれでおしまい、としてはいけないということです。

下降トレンドに転じ売却した後も株価をチェックしておかなければ、その後再び上昇に転じた時、良いタイミングで買うことができないからです。

メディカル・データ・ビジョンも昨年6月に高値を付けて以降、しばらく株価は低迷していました。しかし、昨年年末頃から株価は持ち直し、今月上旬の急落後、株価はいちはやく25日移動平均線を超えてきました。

このタイミングで買っておけば、その後の急上昇、そして高値更新にしっかり乗ることができたのです。

そのためには、投資候補としてチェックしている銘柄については、売却後も株価をウォッチして、次のベストタイミングが来た時にしっかり買えるようにしておかないといけないのです。

成長が続く銘柄は、一旦株価が天井をつけて下降トレンドに転じても、しばらくすると株価が反発し、再び上昇トレンドに復帰する、という動きを繰り返しながら株価が大きく上昇していきます。

上昇の波を何度もとらえるためには、売却後もしっかりと株価の動きを見ておくことがとても重要です。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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