８月２８日の日本株
８月２８日の日本株は、寄り付きから大きく上昇し、その後も上値を伸ばす展開となり、日経平均株価の終値は先週末比５４５円７１銭高の３２１６９円９９銭でした。
TOPIXも大幅高となりましたが、マザーズ指数は小幅高にとどまっています。
値上がり銘柄２９７４に対し値下がり銘柄１０１５と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は１７７まで増加、年初来安値更新銘柄は６にとどまりました。
ADA指数は４５．０％となり、先週末の２９．４％から大きく上昇しました。空売りの買戻しや、新規買いを行ったことなどによるものです。日経平均株価の大幅反発に伴い、先週金曜日に一旦軽くしたポジションを再構築しました。
日経平均株価は２５日移動平均線を超えるか？
個別銘柄をみると、三菱重工業（７０１１）が高値更新、また多くの銘柄が年初来高値を更新しており、日経平均株価はまだ２５日移動平均線を超えていないものの、実質的には上げ相場といえます。
また、２８日は新たに２５日移動平均線を超えた銘柄が一気に４００銘柄ほど増えており、先週金曜日の急落で下方向への動きを警戒していましたが、一転上方向へ向かう可能性も高くなってきました。
日経平均株価は弱含みの持ち合いの動きが２か月ほど続いていて、ここから２５日移動平均線を明確に超えて上昇を続けるかどうかに注目です。
ただ、日経平均株価の２５日移動平均線超えを確認してから個別銘柄を買っても遅いので、現時点ですでにある程度の買いポジションを構築していることが望ましいです。２５日移動平均線超えをしてもすぐ失速する可能性も十分ありますから、もし現時点でほとんど買いポジションを取れていないのなら、高いところは追わないようにし、高値掴みを避けるようにすべきです。
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