８月２３日の日本株
８月２３日の日本株は、寄り付き安く始まったものの、すぐ切り返してプラスに転じました。日経平均株価の終値は前日比１５３円５５銭高の３２０１０円２６銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇ました。
値上がり銘柄２８７０に対し値下がり銘柄１０５０と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は９１、年初来安値更新銘柄は２１でした。
ADA指数は２８．３％となり、前日の１８．２％から上昇しました。株価上昇に伴い、上昇トレンド銘柄の新規買いや、空売りの買戻しを進めました。
反発にはついていくが・・・
個別銘柄をみると、物語コーポレーション（３０９７）、ポート（７０４７）など高値更新となる銘柄も散見されます。また、全体的にみて上昇トレンドへ転じる銘柄が日々増加しており、上昇トレンド銘柄のさらなる上値追いも見られます。
無論、全体で見ればまだ下降トレンド銘柄の方が多いですし、日経平均株価もまだ２５日移動平均線を下回っていますが、現状は日経平均株価が弱含みの横ばい状態になっているため、上昇トレンド銘柄が７～８割に達するとか、日経平均株価が２５日移動平均線を明確に上回るといったサインを待ってから買うと、結局は高値掴みになってしまう危険性も高くなります。
したがって、あくまでも個別銘柄ベースで、上昇トレンドに転じた強い銘柄については、逆に日経平均株価が２５日移動平均線を超える前の安い段階で買い仕込んでおくべきでしょう。
個人的にも、日経平均株価が２５日移動平均線を超えたころには、買いポジションがほぼ構築できているような状況にしたいと思っています。一方、下げに備えて下降トレンド銘柄の空売りも引き続き実行し、株価がどう動いても対応できるようにしています。
日経平均株価のチャート的には下方向へ向かったと思いましたが、そうと決めつけることはせず、反転上昇したならばその動きについていきます。最終的に尊重すべきは株価のトレンドであり、トレンドに従って動くことが重要です。
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