6月9日の日本株
メジャーSQの6月9日の日本株は寄り付きから大きく上昇した後も上値を伸ばし、日経平均株価の終値は前日比623円90銭高の32265円17銭でした。
TOPIXも大幅高となりましたが、マザーズ指数は小幅高にとどまりました。
値上がり銘柄2988に対し値下がり銘柄952と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は113、年初来安値更新銘柄は16でした。
ADA指数は43.3%となり、前日の37.5%から上昇しました。株価の反発にともない、空売りの買戻しや一度売却した銘柄の買い直し、新規買いなどを行いました。
循環物色で利益を上げやすい環境が続くか
個別銘柄をみると、パルグループホールディングス(2726)、物語コーポレーション(3097)、ユーザーローカル(3984)、セガサミーホールディングス(6460)が高値更新となったほか、伊藤忠商事(8001)、丸紅(8002)、三井物産(8031)、住友商事(8053)、三菱商事(8058)の5大商社株がそろって上場来高値更新となるなど、日経平均株価だけでなく個別株にも大きく反発して、高値更新する強い銘柄が目立ちました。
5月のような日経平均株価と一部銘柄のみが強く、利益を得にくい環境から一変して、下がる銘柄が減って上がる銘柄が増え、利益を得やすくなっています。
まだマザーズ指数がイマイチな動きですが、今後日経平均株価が調整する一方マザーズ指数が上昇するようであれば、循環物色がうまく機能しているということになります。
循環物色で日本株全体が底上げとなれば、株を持っているだけで利益が増えますので、そのような形を期待したいものです。まだ個人投資家の多くが今回の上昇に上手く乗れておらず、そうした面ではまだ天井をつけるのは先なのではないかと今のところは考えています。
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