6月12日の日本株
6月12日の日本株は、寄り付き高く始まり、後場寄り売られる局面もあったもののその後は持ち直し、日経平均株価の終値は先週末比168円83銭高の32434円00銭でした。
TOPIXも上昇、マザーズ指数は大幅に上昇しました。
値上がり銘柄3021に対し値下がり銘柄963と全面高に近い展開、年初来高値更新銘柄は239、年初来安値更新銘柄は9でした。
ADA指数は55.4％となり、先週末の43.3％から上昇しました。新規買いおよび空売りの買戻しによるものです。先週木曜日の下落で一時ポジションを落としましたが、その後の株価回復によりもとに戻した形となっています。
利食いも考慮しつつトレンドについていく
個別銘柄をみると、三菱重工業（7011）、旭有機材（4216）、日本ピラー工業（6490）、ブティックス（9272）など高値更新となるものが目立ちました。
また、マザーズ指数が大きく上昇したことから分かる通り、12日は小型成長株に値を飛ばすものが目立ちました。大型株中心の上昇から、小型株にも資金が回ってきて循環物色となると、息の長い上昇も期待できるところです。
引き続き日本株は順調な動きですし、きれいな上昇トレンドを描いていますので特段警戒する点はありませんが、一方で株価が大きく上昇した銘柄については一部利食いも考慮して良いかもしれません。ここから上昇が加速した場合は、さすがに一旦の天井を付ける可能性が高いとみますので、大胆かつ慎重に攻めていきたいものです。
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