5月30日の日本株
5月30日の日本株は、朝方上昇後下げに転じたものの、引けにかけ再び上昇し、日経平均株価の終値は前日比94円62銭高の31328円16銭でした。
TOPIXは小幅安、マザーズ指数は大幅に上昇しました。
値上がり銘柄1649に対し値下がり銘柄2297と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は64、年初来安値更新銘柄は117でした。
ADA指数は13.6%となり、前日の17.1%から低下しました。いくつかの銘柄に新規空売りを実行したことなどによるものです。引き続き上昇トレンド銘柄の買い持ちと下降トレンド銘柄の空売りのロング・ショート戦略を継続しています。
株価の動きに従うのが無難
個別銘柄をみると、クリアル(2998)、丸紅(8002)など高値更新となっている銘柄もある一方、なんと年初来安値更新銘柄が100を突破しており、日経平均株価が今の日本株の状況を全く表していないことが良く分かります。
また、株価の動きが必ずしも業績に連動していないため、単に「業績が良ければ買い、悪ければ売り」ということにもならない点に注意が必要です。
無論、業績を全く無視してまで、とは言いませんが、業績にかかわらず強い銘柄と弱い銘柄がありますから、どの銘柄が上がる、下がるということをファンダメンタルだけで予想するのは逆に危険です。
あくまでも株価の動きに従い、上昇トレンドなら保有継続し、下降トレンドになったら売却する、余計なことは深く考えないのが結局は失敗を避けることにつながると思います。
くれぐれも、日経平均株価が強いからと言って、自分の持ち株も上がるとか、今出遅れている株もこれから買われる、といったような楽観的な予想をしないようにしましょう。
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