今日の日本株(2016年2月3日)

<今日の日本株>
2月3日の日本株は大きく下落し、日経平均株価は前日比559円43銭安の17191円25銭と続落しました。1月29日の日銀「サプライズ」マイナス金利導入発表による上昇を打ち消してしまっています。
今の日本株は、日本株独自に動くことができません。円高になり、原油価格が下がり、アメリカ株が下がれば、日本株も下がってしまいます。それでも今日の下げは想定以上で、再度ヘッジファンドの売り仕掛けが入っている印象です。

<ポジションの急拡大が今回は裏目に>
今日のADA指数は43.1%となり、前日の66.5%から大きく低下しました。2月1日にポジションを大きく増やしてADA指数が64.8%となったとき、「少し増やしすぎた感じ」を持ちながらも勝負に行きましたが、結局嫌な予感は当たり、増やしすぎた分だけ余計な損失を被る結果になってしまいました。
もちろん、今日損切りせずに我慢して持っていれば、ここから株価が上昇して利益になるかもしれません。そうなれば、今日の損切りは全く無意味だったことになります。
でも、明日以降株価がさらに大きく下がる可能性だってあります。そうなれば、保有株が多ければ多いほど、損失が膨らんでしまいます。
25日移動平均線を下回れば売却するという私のルールは、さらなる下落による追加的損失を回避するためのものです。もし売却後すぐに上昇に転じれば、売却時より高い株価で買い直すこともありますが、これは大きな損失を回避するためのコストだと割り切っています。
今日売らずに残ったものは、25日移動平均線を割り込んでいない銘柄ですから、やはり2月1日に25日移動平均線を超えたばかりの銘柄を一気に増やしたのは誤りで、ADA指数を50%程度にとどめておくのが正解でした。

<それでもルールは守る>
株式投資に失敗はつきものです。そして勝算があると思えば勝負に行くこともあります。その結果、失敗だと思ったらすぐに撤退します。今回は失敗でも、何度か同じことを繰り返せば、トータルでは大きな利益になるからこそ、どんなに損失が出てもルールは守ります。裏返せば、ルールを守るからこそ、損失を小さく抑えることができているし、今まで致命傷を負わずに済んできているのです。
とはいえ、失敗は少ない方が良いに決まっています。今回の反省点は、ポジションを含まらせすぎたことにあります。日経平均株価が再度25日移動平均線を超え、25日移動平均線自体が上向きに転じるまでは、強い銘柄を中心に無理をせずやっていこうと思います。

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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