5月19日の日本株
週末5月19日の日本株は、寄り付き大きく上昇し日経平均株価が31000円に近づく場面もありましたが、その後は上値の重い展開となり、日経平均株価の終値は前日比234円42銭高の30808円35銭でした。
TOPIXは小幅高、マザーズ指数は上昇しました。
値上がり銘柄2013に対し値下がり銘柄1931とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は212、年初来安値更新銘柄は30でした。
ADA指数は24.8%となり、前日の23.2%から少し上昇しました。保有株の売却、新規買いを行いましたがトータルでのポジションは少し増えた程度となっています。
大きく上がるシチュエーションではあるが
個別銘柄をみると、丸紅(8002)、三菱商事(8058)、旭有機材(4216)、円谷フィールズホールディングス(2767)など高値更新となるものも数多くあります。
ただ、引き続き銘柄全体の40%以上が25日移動平均線割れの下降トレンドであること、日経平均株価が毎日のように大きく上昇しても、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数が拮抗していて、日経平均株が上がっても全然上がらない個別銘柄が非常に多いことには注意が必要です。
結局は、先物主導で上がっているので、全面高にはならず、日経平均株価などの株価指数の構成銘柄に採用されている銘柄群だけに資金が入って買われる一方、小型成長株などは資金が入ってこないのでじり貧となっています。
投資主体別売買動向をみると、4月以降は外国人投資家が一貫して買い越し、逆に個人投資家が一貫して売り越しており、株価が大きく上昇するときのパターンと同じになっています。
その面では、さらなる上昇も期待したいところですが、すでに外国人投資家の買い越しから6週間ほどたっているので、そろそろ上げどまっても全くおかしくないという状況ともいえます。
日経平均株価の25日移動平均線からの乖離率もかなり高まってきていますし、今から新規に大量に買うのはリスクがかなり高いと思います。買うのであれば多少の押し目を付けたときを狙うのがよいでしょう。
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