4月27日の日本株
4月27日の日本株は、寄り付き安く始まったもののその後は切り返してプラス引けとなりました。日経平均株価の終値は前日比41円21銭高の28457円68銭でした。
TOPIXも上昇しましたがマザーズ指数は小幅に下落しました。
値上がり銘柄2142に対し値下がり銘柄1716とやや値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は72、年初来安値更新銘柄は52でした。
ADA指数は10.2%となり、前日の13.6%から低下しました。保有株の売却や新規空売りを実行したことによります。
指数だけの上昇の可能性に注意
個別銘柄をみると、高安まちまちで、上昇トレンドの銘柄も下降トレンドの銘柄も多いという状況です。私自身、ADA指数は10%ほどと低水準ですが、内訳をみると買い持ちも売り持ちも両方ともそこそこのポジションがある形となっています。
昨晩のアメリカ株が急上昇したことで、28日の日本株も朝から大幅高で始まると思われますが、高く寄り付いた後の動きが重要です。日経平均株価であれば、火曜日の高値を超えて29000円突破という形になるか、それとも頭打ちになるかで今後の戦略も大きく異なってきます。
また、騰落レシオが先日146.5%まで達しており、騰落レシオのピークの方が指数のピークより先につけることが多いことからも、ここからの株価上昇は、日経平均株価など指数中心で、個別銘柄には上がらないものが多くなる可能性も少なくないので、ここから買うのはちょっと怖いですし、買うとしても何でもかんでも買っていくのではなく、上昇トレンドの強いものを中心にすべきでしょう。
個人的には今のところどう動くか分かりませんので、もし上方向に抜けるのであれば売り持ちを外し、下方向に向かうのであれば買い持ちを外すという形で、どちらに動いても対応できる状態にしてあります。
決算発表シーズンでもありますし、あまり今後の株価を予想して動かない方がリスク管理の面からは安全です。
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