4月18日の日本株

4月18日の日本株は、寄り付きから順調に上昇し、日経平均株価は28700円をうかがう展開となりました。終値は前日比144円05銭高の28658円83銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄2693に対し値下がり銘柄1221と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は178、年初来安値更新銘柄は11でした。

ADA指数は33.4％となり、前日の23.9％から大きく上昇しました。新規買いはそれほど多くはありませんが、空売りの買戻しが多かったため、指数の上昇につながりました。

変化の兆候を探る時期か

個別銘柄をみると、年初来高値更新銘柄が200に近づいているものの、私の手掛ける成長株は弱いものが目立っており、相対的に割安株が強い状況が続いています。

一方、日経平均株価が過去跳ね返されている価格帯にあること、また年初来高値更新銘柄数そのものがかなり膨らんできていることから、変化の兆候を探る時期に来ていると感じます。

例えば今まで強かった銘柄が大きく下落するとか、安値更新銘柄が増えてくるとか、移動平均線割れの銘柄が日々増加しているとか、今までとは異なる状況になった場合はその後の下落に備えるべく、弱い銘柄に空売りをするなどの準備をしたいと思います。

今のところはまだそのような兆候は感じられませんが、今後の動きには注目していきたいです。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。