底打ちの気配も感じるがー2022年12月30日の日本株と今週の投資戦略

12月30日の日本株

皆さま、明けましておめでとうございます。本年も個人投資家の皆様にとって有用な知識・情報の発信に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

引き続き、ブログでは日々のマーケット状況の解説と私自身の投資戦略について書き込んでいきます。また、メルマガではその時々のタイムリーなテーマや、株式投資で失敗しないための知識やテクニックなどについて記しておりますので、両方合わせてご覧いただけると嬉しいです。
(無料メルマガの登録フォームはブログ記事の末尾にございます。)

さて、2022年最終日である12月30日の日本株は、寄り付き大きく上げて始まったものの、急速に伸び悩み、日経平均株価の終値は前日比83銭安の26094円50銭でした。
TOPIXは小幅安、マザーズ指数は上昇しました。

値上がり銘柄2351に対し値下がり銘柄1534と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は35、年初来安値更新銘柄は5でした。

ADA指数はマイナス1.2%となり、前日のマイナス6.5%からマイナス幅が縮小しました。25日移動平均線超えの銘柄を新規に買ったり、空売り銘柄を一部買い戻したりしたことによります。

年初来安値更新銘柄の急減に注目

個別銘柄をみると、円谷フィールズホールディングス(2767)が高値更新するなど、強い銘柄も散見されます。また、銀行株も総じて上昇トレンドをキープし、底堅い展開になっています。
また、12月30日は、年初来安値更新銘柄が5銘柄にとどまっていて、かなり減少しました。これの意味するところは、弱い銘柄が下げ止まりつつあるという可能性です。

25日騰落レシオも78%と、2022年の最低値になっていますし、そろそろ全体的な反発も十分考えられます。ただ、それにベットして勝負するような情勢とも思えませんので、売買タイミングとしては、引き続き25日移動平均線を超えるまで買いは我慢し、空売り銘柄も25日移動平均線を超えるまでは持続しようと思っています。

個人的には、2023年は銀行株の上昇に注目していきたいと思います。銀行株は長らく大きな上昇をしていないものが多く、また、金利上昇が今後も続く可能性が高いことから、足元の上昇が、長期的な上昇の初動の可能性がありますので、押し目は積極的に狙っていこうと考えています。

無料メール講座:「上位10%の負けない株式投資」

~上位10%の投資家だけが知っている教科書に載っていない負けない投資術~

株式投資でなかなか成果が出せずに悩んでいる方・必見!

株式投資で負けないために必要な知識・情報・テクニック・ノウハウをお伝えします。

イベント、セミナー、勉強会等の情報も優先的に発信します。

↓ぜひコチラから登録してください。↓

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

関連記事