2月22日の日本株
祝日前の2月22日の日本株は、寄り付きから下げて始まり、その後も下げ幅を広げる展開となり、日経平均株価の終値は前日比368円78銭安の27104円32銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄1072に対して値下がり銘柄2842と値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は67、昨年来安値更新銘柄は25でした。
ADA指数は24.1%となり、前日の41.3%から大きく低下しました。保有株の売却のほか、新規空売りを実行したことによります。
まだ下方向と決めつけるのは早いが
個別銘柄をみると、昨年来安値更新銘柄がだいぶ増えてきたのが気になるところです。また、個々の動きをみると、日経平均株価がここまで下がっても強い動きを見せる銘柄もかなり多い一方、ダラダラと下げ続ける銘柄も多く、下降トレンド銘柄を下げを我慢して持ち続けると損失が膨らみやすくなっていると感じます。
日経平均株価は久しぶりに25日移動平均線を割り込み、かつ27500円どころを明確に下抜けてきたわけですが、25日移動平均線を少し割り込んだだけでは、ただちに下方向と決めつけることはできません。25日移動平均線そのものがまだ上向きなので、信頼度は高くはありません。
それでも、安値更新銘柄が増えていたり、明らかに25日移動平均線割れの銘柄が増えていることは確かなので、上昇トレンド銘柄は保有継続しつつ、下降トレンド銘柄にある程度空売りを実行し、ここから株価がどちらに向かっても対応できるようにしておきたいと思います。
個別銘柄と同様、日経平均株価も強ければ25日移動平均線割れをしてもすぐ戻って回復しますから、ここ数日でそれが実現するかを見守っていきたいと思います。
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