アメリカ株下落に伴う下降トレンド転換の有無に注目ー2023年2月21日の日本株

2月21日の日本株

2月21日の日本株は、朝方やや売り込まれたもののその後は小動きとなり、日経平均株価の終値は前日比58円84銭安の27473円10銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も小幅に下落しました。

値上がり銘柄2105に対し値下がり銘柄1777とやや値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は148、昨年来安値更新銘柄は9でした。

ADA指数は41.3%となり、前日の40.8%から少し上昇しました。あまり売買はなく、上昇トレンド銘柄をそのまま保有し、下降トレンド銘柄を空売りしているという状況です。

NYダウ大幅安の影響は?

個別銘柄をみると、高安まちまちながら、昨年来高値更新銘柄が150に迫るなど、マーケット環境は悪くありません。

ただ、昨晩のアメリカ株市場で、NYダウが大幅安となり、下向きのトレンドに向かう可能性が出てきました。日本株は円安になればやや緩和されるものの、アメリカ株が下がればやはり同じように下がることが多く、今後の動きに要注意です。

特に、日経平均株価は長らく27500円近辺でほとんど値動きがありませんでしたので、これを明確に下に抜けるとなると、さらなる下落に注意が必要だと思います。

好景気というプラス面と、金融引き締めというマイナス面が混在する難しい局面ですから、将来を決めつけず、株価が動いた方向についていくようにした方が無難です。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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