押し目からの再上昇となるかー2023年6月30日の日本株と今週の投資戦略

6月30日の日本株

週末かつ月末である6月30日の日本株は、寄り付きから下落して始まったものの、引けにかけ下げ幅を縮める展開となり、日経平均株価の終値は前日比45円10銭安の33189円04銭でした。
TOPIXも下落しましたが、マザーズ指数は上昇しました。

値上がり銘柄1927に対し値下がり銘柄2015と拮抗、年初来高値更新銘柄は112、年初来安値更新銘柄は16でした。

ADA指数は55.4%となり、前日の62.5%から低下しました。下降トレンドに転じた保有株の売却に加え、保有株のポジションが膨らみすぎていることもあり、意識的に数量を減らしたのも理由です。強気の姿勢に変化があったわけではありません。

再びの上昇で高値更新を期待

個別銘柄をみると、クリアル(2998)、ブティックス(9272)など高値更新となる銘柄も目立っていて、日経平均株価は下落したものの実質的には反発局面が継続しています。

日経平均株価が6月27日につけた安値は、25日移動平均線を上回っており、25日移動平均線を割らずに再度反発するというのはかなり強い動きの証拠です。

今後の展開は、「6月19日の高値を超えて上昇」「6月27日につけた安値を割り込んで下落」「6月19日の高値と6月27日の安値の間でのボックスの動き」のいずれかになると思われますが、ひとまず6月27日の安値からは反発しているわけですから、ポジションを再構築して攻めの姿勢で行動したいと思います。

もし、ここから6月27日の安値を割り込んで下落が続くようであれば買いポジションは縮小すべきですし、6月19日の高値を超えて上昇するようであれば買いポジションを膨らませる、といったように、今後の株価の動きに従ってポジションを変更・修正していけば、大きな損失を避けつつ、利益を伸ばすことができます。

まずは、日経平均株価が6月19日の高値33772円89銭を明確に超えて上昇するかどうかに注目したいと思います。もしそうなったならば、しっかりと上昇に乗れるように今から準備しておきましょう。

無料メール講座:「上位10%の負けない株式投資」

~上位10%の投資家だけが知っている教科書に載っていない負けない投資術~

株式投資でなかなか成果が出せずに悩んでいる方・必見!

株式投資で負けないために必要な知識・情報・テクニック・ノウハウをお伝えします。

イベント、セミナー、勉強会等の情報も優先的に発信します。

↓ぜひコチラから登録してください。↓

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

関連記事