変化の有無に注目ー2023年2月17日の日本株と今週の投資戦略

2月17日の日本株

2月17日の日本株は、寄り付きから下げて始まり、終日弱い動きとなりました。日経平均株価の終値は前日比183円31銭安の27513円13銭でした。

TOPIX、マザーズ指数も下落しました。

値上がり銘柄1554に対し値下がり銘柄2309と値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は60、昨年来安値更新銘柄は19でした。

ADA指数は36.1%となり、前日の42.2%から低下しました。移動平均線割れの保有株を売却したり、打診的に新規空売りを行ったことなどによるものです。

個別株も日経平均株価も変化の兆候に注目

個別銘柄をみると、クリアル(2998)、トレジャー・ファクトリー(3093)、I-ne(4933)、合同製鐵(5410)など高値更新となるものも散見されますが、逆に25日移動平均線を割り込むものも少しずつ目立ってきました。強い銘柄と弱い銘柄が混在しつつ、かつ弱い銘柄が増加傾向にあるように感じます。

日経平均株価はここ1か月ほど、27500円前後でほとんど変動がなく、上に行くのか下に行くのか分かりません。分からないのであれば先行きを予想するのではなく、どちらかに動いた方についていった方が安全です。25日移動平均線も株価に追いついてきましたので、ここを明確に割り込むようであれば下方向への警戒を強めたいと思います。

また、個別銘柄も、弱い銘柄から順に下げ始めますので、ここからの本格的な下げを見込んで、弱い銘柄は空売りをしていこうと考えています。上昇トレンド銘柄はそのまま持ち続けて問題ないと思っています。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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