11月21日の日本株
11月21日の日本株は、先週末の終値を挟んでの小動きとなり、日経平均株価の終値は先週末比45円02銭高の27944円79銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も小幅に上昇しました。
値上がり銘柄2436に対し値下がり銘柄1438と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は70、年初来安値更新銘柄は5でした。
ADA指数は22.4%となり、先週末の33.0%から大きく低下しました。保有株の売却に加え、新規で空売りを実行したことによります。多少フライング気味の感もありますが、明確に下がってからだと空売りがしにくいので早めに実行しました。
弱気になる必要はないが
個別銘柄を見ると高安まちまちですが、株価が上昇を続ける銘柄も結構あり、保有している銘柄次第で成績が大きく変わるという状況です。
現状、年初来高値更新銘柄の方が多く、売りサインは出ていませんが、個人的には個別銘柄の動きを注意深く観察し、全般相場がまだ上昇トレンドの中でも下げに転じた銘柄については空売りを実行し、ロング・ショート戦略に徐々に移行したいと思っています。
上げ相場は強い銘柄から順番に上がるのと同様、下げ相場では弱い銘柄から順番に下がります。そうした銘柄を見つけて空売りしておくことで、今後来るべき大きな下げ相場も乗り切ることができ、利益も十分狙うことができます。
現時点で弱気になることはありませんが、個別銘柄ごとの変化の兆候には気を付けていきたいと思います。
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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。
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