アメリカ株安の影響を注視ー2022年11月9日の日本株

11月9日の日本株

11月9日の日本株は、小高く始まった後はじり安の動きとなり、日経平均株価の終値は前日比155円68銭安の27716円43銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。

値上がり銘柄1896に対し値下がり銘柄1945とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は66、年初来安値更新銘柄は10でした。

ADA指数は47.9%となり、前日の48.3%からほぼ変わらずでした。多少の利食いや新規買いはありましたがほとんどポジションは動かしていません。

常に半身で構えておく

個別銘柄をみると、タカトリ(6338)、ジェイリース(7187)など高値更新となる銘柄も散見され、全体的に見れば上昇トレンドの銘柄の方が多いという状況です。ただ、決算発表で急落する銘柄も多く、決算発表直前の安易な新規買いはかなりリスクが高いといえます。

昨晩のアメリカ株が、中間選挙の結果を受けて大幅安となっており、10日の日本株への影響を注視したいところです。今のところ、全体で見れば上昇トレンドなので、慌ててポジションを解消する必要もありませんが、保有株が下降トレンドに転じたら速やかに売却するようにするなど、現時点である程度強気でいたとしても何かあったらすぐ逃げられるよう、常に半身で構えておくことが重要です。

個人的にも、アメリカ株はリセッション、景気悪化の影響をまだ織り込んでいないと思っており、ここからさらに一段の下落が来た場合、当然ながら日本株にも大きなマイナスの影響があります。
足元では日経平均株価も上昇トレンドにありますが、これが下降トレンドに転じたら、さらなる大きな下落に備える必要があります。本当の買い時はそのあとだと思います。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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