日本株反発もアメリカ株の動向を引き続き注視ー2022年1月24日の日本株

1月24日の日本株

週明け1月24日の日本株は、下落してスタートしたものの後場に入るとじり高となり、プラスに転じて引けました。日経平均株価の終値は先週末比66円11銭高の27588円37銭でした。
TOPIXは小幅高、マザーズ指数は小幅安でした。

値上がり銘柄2506に対し値下がり銘柄1393と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は3、昨年来安値更新銘柄は117でした。

ADA指数は14.8%となり、先週末の14.1%とほぼ変わらずでした。下降トレンド転換で売却したものもある一方、上昇トレンド転換で新規買いしたものもあり、トータルするとポジション全体はほぼ横ばい、という感じです。引き続き買いの方が空売りよりも多いロング・ショート戦略を取っています。

底打ち機運高まるもアメリカ株の動向次第か

個別銘柄をみると、まだまだ下降トレンドの弱い銘柄が多数を占めるものの、銀行株、商社株、海運株など強い動きを見せるものも少なくなく、また全般的に寄り付きより終値の方が高い陽線で引けている銘柄が大部分であり、これだけみるといよいよ底打ち機運が高まってきます。

ただ、本日のアメリカ株は本ブログ執筆時点で大幅安となっていて、日経平均先物も27000円割れ寸前まで値下がりしています。昨年来守ってきた27000円どころの価格帯を明確に割り込むことになると、想定外の急落につながる危険性も高まります。

私ももともと多くの買いポジションを取っていないため、ここから上昇トレンド銘柄までもが移動平均線割れとなれば、保有株を売却するだけですし、ここから多少の損失の追加はあるとしてもたかが知れています。

本日の動きのように、底打ち機運が高まったからといって、まだ下降トレンドのままの銘柄を安易に買い向かわない方が無難な感じがします。下手に底打ち狙いで動くよりも、しっかり下げ止まって上昇に転じるのを待ってから買った方が良さそうです。そして今はまだその時期ではないことも確かです。逆張りでの買いをすると、もしここから底抜けした際、思わぬ損失を被る危険性が高いので、逆張りは控えた方が無難だと思います。チャンスが到来するまで、嵐が去るのを待つことにしましょう。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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