日本株大きく下落もアメリカ株急騰+急激な円高ー2022年11月10日の日本株

11月10日の日本株

11月10日の日本株は、寄り付きから大きく下落しその後も底這いの動きとなり、日経平均株価の終値は前日比270円33銭安の27446円10銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。

値上がり銘柄1490に対し値下がり銘柄2364と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は57、年初来安値更新銘柄は22でした。

ADA指数は31.7%となり、前日の47.9%から大きく低下しました。株価下落に伴い保有株を売却したほか、新規の空売りを実行したことによります。

昨晩のアメリカ株急騰・急激な円高進行

個別銘柄をみると、アズーム(3496)が高値更新となるなど、日経平均株価は下落しましたが好決算銘柄中心に上昇するものが結構ありました。日経平均株価の動きに比べると個別銘柄は力強いものが多いように感じます。

そして昨晩のアメリカ株は、10月CPI(消費者物価指数)が予想の8.0%を下回る7.7%だったことを好感して日本時間6時現在でNYダウが1200ドル超の急騰、そして特筆すべきがドルー円レートで、一気に141円台まで円高が進行しました。
そして日経平均先物も6時時点で27970円と10日の日経平均株価の終値から500円超の上昇になっています。

これは利上げペースの鈍化、そして近々利上げが止まるのではないかという期待感からですが、さすがに株式マーケットの動きは楽観的過ぎる気がします。CPIは予想を下回ったとはいえまだまだ高水準ですし、CPIが低下するということは景気悪化を意味しますので、それによる企業業績の悪化を株価は織り込んでいないと思っているからです。

ただ、自分の見立てが誤っている可能性もありますので、株価が上昇トレンドであれば買いでついていくことにしています。今回も、ある程度のポジションは現時点でも持っていますので、上昇トレンドが続く限りそれを保有し、利益をできるだけ伸ばしていきたいと考えています。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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