10月24日の日本株
10月24日の日本株は、週末のアメリカ株大幅高を受けて、大きく上昇して始まったものの、その後は徐々に値を消す展開となり、日経平均株価の終値は先週末比84円32銭高の26974円90銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も小幅に上昇しました。
値上がり銘柄1986に対し値下がり銘柄1869とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は32、年初来安値更新銘柄は30でした。
ADA指数は31.6％となり、先週末の18.0％から上昇しました。株価上昇により空売り銘柄の買戻しや、新規買い付けを行いました。
上昇トレンド銘柄の弱さが気になる
個別銘柄をみると、相変わらず強弱まちまちですが、先週も申し上げたように、上昇トレンドが続いていた旅行、観光、インバウンド関連がやや調整含みで、共立メンテナンス（9616）など、銘柄によっては25日移動平均線を割り込んだものも目立ってきています。また、クスリのアオキホールディングス（3549）も25日移動平均線を明確に割り込むなど、直近で強かった銘柄の息切れも気になるところです。
個人的にも、旅行、観光、インバウンド関連の銘柄が保有株の中心になっているため、これらの銘柄が下降トレンドになってしまうと、買いで利益を得ることもなかなか難しく、悩みどころです。
アメリカ株は直近でかなり強い動きで、NYダウは少なくとも短期的には底打ちの形を果たしていますが、日経平均株価はまだ底打ちの形とはなっていません。アメリカ株が強いのに日本株があまり上昇しないという足元の状況は気になるところであり、やはりポジションは小さめにして、大きな損失を出さないことを最優先で取り組みたいと思います。
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