10月21日の日本株
週末10月21日の日本株は、大きく売り込まれることはなかったものの、終日弱含みの展開となり、日経平均株価の終値は前日比116円38銭安の26890円58銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄1135に対し値下がり銘柄2651と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は30、年初来安値更新銘柄は28でした。
ADA指数は18.0%となり、前日の24.8%から低下しました。株価が下落した銘柄の売却、新規空売りを行いました。
週末のアメリカ株は大幅高
個別銘柄をみると、引き続き銘柄により強弱まちまちですが、下降トレンドの銘柄の方が多い状況です。上昇トレンドをキープしているのは東日本旅客鉄道(9020)、西日本旅客鉄道(9021)などの旅行・観光・インバウンド関連銘柄やゲオホールディングス(2681)などのリユース関連銘柄に多いです。
逆に、ハイテク、自動車はじめ多くの銘柄は下降トレンドで、円安メリットがあるにもかかわらずこれだけ株価が下がっているということは、将来の景気悪化を先取りしている動きのように感じます。
さて、週末のアメリカ株は大幅高となり、特にNYダウはチャート形状からみて、底打ちの形を形成しています。ただ、金曜日未明に政府・日銀が為替介入を行ったことで一気に円高となっているため、日経平均先物は27150円までしか上がりませんでした。
先日から申し上げている通り、日経平均株価は10月初めの27400円どころの水準を突破してこなければ、横ばいのトレンドからの第一歩すら踏み出せない状況で、この水準を突破する前の売買は、25日移動平均線近辺での余計な売買を繰り返す恐れがありますので、まずは27400円を突破できるかどうかに引き続き注目したいと思っています。
引き続き、無理のないポジションで、上昇トレンドの銘柄のみを保有し、次のチャンスを待ちたいと思います。
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