個別銘柄の動きは悪くないー2021年4月7日の日本株

4月7日の日本株

4月7日の日本株は、前場は朝方高かったと思ったら急に売られるなど不安定な動きでした。後場は落ち着いた動きになり、日経平均株価の終値は前日比34円16銭高の29730円79銭でした。
TOPIXも上昇、マザーズ指数は小幅に上昇しました。

値上がり銘柄2860に対し値下がり銘柄1016と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は80、年初来安値更新銘柄は17でした。

ADA指数は55.6%となり、前日の51.1%から上昇しました。新たに買った銘柄も、売却した銘柄もあり、トータルで若干のプラスという状況です。

景気敏感株・ハイテク株が強い

個別銘柄をみると、物語コーポレーション(3097)、オープンハウス(3288)、東映アニメーション(4816)、レーザーテック(6920)などが高値更新となりました。
また本日は景気敏感株やハイテク株が強く、海運株や鉄鋼株などはさらなる上昇が大いに期待できる動きにみえました。

一方、成長株は強いものもあるのですが、伸び悩むものが目立っていて、当面は厳しい動きになりそうです。

本日時点で上昇トレンドの銘柄と下降トレンドの銘柄とはおおむね半々程度と思われます。そして、上昇トレンドの銘柄の中には上値追いとなるものも多く、やはり強い銘柄をしっかりと保有することが重要です。

私自身も、今週月曜日あたりまでは、景気敏感株やハイテク株、成長株とバランスよく持っていましたが、このうち成長株は動きがかなり悪いので大部分を売却しました。その代り、上昇トレンドで強い動きとなっている景気敏感株を買い増ししたりしました。

上昇トレンドになれば、その後のさらなる上昇も期待できるので、景気敏感株もハイテク株も成長株もとりあえず種まきをする、その結果芽が伸びて成長するもの(上昇トレンド)については保有を続ける一方で、伸びずにしぼんでしまうもの(下降トレンドへの転換、もしくは株価が横ばいを続ける)については売却し、その資金を強い銘柄に再び振り向ける・・・という作業を繰り返していくことで、ポートフォリオは上昇トレンドの強い銘柄で構成されるようになります。

本日時点では、もう少し上昇すれば再度上昇トレンドに復帰する形の銘柄が、特に景気敏感株に多いので、それらの動きに注目し、上昇トレンドになったらしっかりと買っていこうと思っています。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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