どうもすっきりしないー2019年5月20日の日本株

<今日の日本株>
5月20日の日本株は、日経平均株価が朝方21400円を超えたもののその後は失速しました。ただ、売り込まれることもなく終値は先週末比51円64銭高の21301円73銭でした。
TOPIXは小幅高、マザーズ指数は下落しました。

値上がり銘柄1628に対し値下がり銘柄2061とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は88、年初来安値更新銘柄は89でした。

ADA指数は4.3%となり、先週末の1.0%から上昇しました。新規買いや一部空売りの買い戻し等を行ったことによります。引き続き、ロング・ショート戦略を実行中です。

 

<上下どちらに行ってもおかしくない>
個別銘柄をみると、バリューHR(6078)が高値更新となる一方、サンドラッグ(9989)のようにずっと下げ続けている銘柄もあるなど、相変わらず強い銘柄も弱い銘柄もあるという状況で、強い銘柄にしっかりとついていかないと損失が膨らんでしまいます。

私は相場全体の方向性を見る際、騰落レシオを使うことが多いですが、かなり安値圏まで達してはいるものの、ここからもうひと押しあってもおかしくないという、非常に微妙な位置にあります。

仮に巷でささやかれているような、消費税増税延期や衆参同日選挙などが決まれば、株価は短期的かも知れませんが上昇する可能性が高いとは思いますが、現時点ではどうにも判断しがたい状況です。

普段から私は将来の株価を予想すべきでない、なぜなら予想は当たらないから、と申していますが、今の状況は上下どちらに動いてもおかしくない、非常に分かりにくいと感じます。

とするなら、やはり個別銘柄ごとの株価のトレンドについていくのが最も無難です。仮にここから上昇するならば、強い銘柄はより強く上昇するでしょうし、ここから下落するならば弱い銘柄はより大きく下落するでしょう。そして、どちらに転ぶか分からないとなれば、ロング・ショート戦略が最適なのではないかと個人的には思っています。

空売りに抵抗がある方はロング・ショート戦略を無理に実行する必要はありませんが、いずれにせよ投資可能資金の大部分を株に投じて勝負する局面ではないことだけは確かです。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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