9月21日の日本株
9月21日の日本株は、寄り付きから大きく下落し、その後も終日軟調な動きとなりました。日経平均株価の終値は前日比375円29銭安の27313円13銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大きく下落しました。
値上がり銘柄884に対し値下がり銘柄2994と全面安に近い展開、年初来高値更新銘柄は19、年初来安値更新銘柄は62でした。
ADA指数は1.9%となり、前日の13.7%から大きく低下しました。移動平均線割れの保有株を売却したり、新規に空売りを実行したりしました。
FOMC0.75%利上げ決定でアメリカ株大幅安
個別銘柄をみると、年初来安値更新銘柄がだいぶ増加し、年初来高値更新銘柄を大きく超える数になっています。全体としては、足元ではかなり厳しい状況にあります。
ただ、個別銘柄の中には引き続き上昇トレンドが継続して堅調なものも少なくなく、そうした銘柄まで売却してしまうのは早計といえるでしょう。
日本時間22日未明、アメリカFOMCにて0.75%の利上げが決定されました。個人的には0.75%の利上げは織り込まれていたので、逆に株価は反発するのでは?と思っていましたが、パウエル議長のタカ派発言でハードランディングが不可避とみた投資家からの売りが膨らみ、アメリカ株は大きく下落しました。
これにより日経平均先物も大きく下がっており、22日の日経平均株価は9月7日につけた直近安値27268円70銭を割り込みそうです。
直近安値を割り込むというのは、下降トレンドが続いている証であるといえ、ここからのさらなる下げに警戒する必要があります。
ここまで利上げをしてもインフレが収まらないとなれば、世界中の株式マーケットにとっても強烈な逆風となります。景気悪化懸念からの株価の大きな下落がいつ始まってもおかしくない状況ですので、とにかく売却・損切ルールを決め、それを遵守することで大きな損失を避け、来るであろう下げ相場を乗り切っていきましょう。
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