個別銘柄は高安まちまちー2022年9月20日の日本株

9月20日の日本株

連休明け9月20日の日本株は、寄り付き大きく上昇してスタートしたものの、その後は急速に伸び悩み、日経平均株価の終値は先週末比120円77銭高の27688円42銭でした。
TOPIXも上昇しましたが、マザーズ指数は下落しました。

値上がり銘柄2253に対し値下がり銘柄1625と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は56,年初来安値更新銘柄は27でした。

ADA指数は13.7%となり、先週末の8.7%から上昇しました。株価反発に伴い空売りの買戻しを行ったり、銀行株の上昇に少し乗ってみたりしました。金利上昇がさらに続けば銀行の収益も改善されると期待されるので、上方向の動きにはとりあえずついていこうと思いました。

FOMCを控えポジションを傾けづらい展開

個別銘柄をみると、年初来高値更新銘柄の数もそこそこ多く、強い銘柄も結構残っています。一方、下降トレンドが続く銘柄も多く、銘柄選択によりパフォーマンスが大きく変わってくる状況なのは変わりありません。

私自身は、上昇トレンドの銘柄を保有し、下降トレンドの銘柄を空売りするというロング・ショート戦略を現時点でとっていますが、FOMCの結果により株価が大きく上下に振れる可能性があるため、買い、もしくは空売りの一方向にポジションを傾けたり、ポジションを膨らませることは避けたいと考えています。

FOMC後の株価を予想し、その方向にポジションを傾けた結果、予想が当たればよいですが、予想が外れた場合ダメージが大きくなってしまいます。
いつも申し上げていることですが、足元のマーケットはよほど銘柄選択がうまくいかなければ利益を得にくい状況ですので、下手に勝負を打って損失を広げるのではなく、ダメージが小さくなるように心がけ、次のチャンス、おそらく株価が大きく下落した後の反発局面を待つのがよいと思います。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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