調整色強まるー2020年9月9日の日本株

<今日の日本株>
9月9日の日本株は、朝から大幅安で始まり、後場やや持ち直したものの下落して引けました。日経平均株価の終値は前日比241円59銭安の23032円54銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。

値上がり銘柄1197に対して値下がり銘柄2528と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は36、年初来安値更新銘柄はゼロでした。

ADA指数は34.3%となり、前日の43.8%から大きく低下しました。保有する銘柄の25日移動平均線割れに伴い売却したことなどによります。

<調整色は強まっているが・・・>
個別銘柄をみると、チェンジ(3962)が高値更新となるなど、強い銘柄もそれなりにありますが、25日移動平均線を明確に割り込む銘柄が日々増加しています。

では、すべての銘柄を手じまいすべきかといえば、決してそんなことはありません。明日以降調整が終了して反発する可能性だってあるからです。もしそうなれば、一度売ってしまった株を買いなおさなければいけませんが、上昇トレンドにある銘柄を売り、それを買い直すのはかなり難しいのが実情です。

であるならば、明日以降上に行っても下に行っても対応できるようにしておくべきです。上に向かったときは、保有株の上昇が期待できますし、一度売却した銘柄が再度上昇トレンドになったなら買い直せばよいです。
逆に下に向かった場合は、下降トレンドになった銘柄から速やかに売っていけばよいのです。

今は将来がなかなか見通せない状況です。であるならば、下手に将来を予想して動くのではなく、上に行っても下に行っても対応ができるようなルールをしっかり設定して、それを守るべきでしょう。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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