8月29日の日本株
週明け8月29日の日本株は、先週末のアメリカ株大幅下落の影響を受け寄り付きから急落し、その後も終日安値圏で推移しました。日経平均株価の終値は先週末比762円42銭安の27878円96銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大幅安となりました。
値上がり銘柄688に対し値下がり銘柄3273と全面安に近い展開、年初来高値更新銘柄は21、年初来安値更新銘柄は18でした。
ADA指数は25.2%となり、先週末の50.2%から大きく低下しました。株価下落により移動平均線割れとなった銘柄を売却したことによります。ルール通りいったん売却し、もしここから持ち直すようであれば買いポジションを再構築することも検討しますし、逆にさらに下げが続くような場合は買いポジションをさらに縮小し、空売りを実行することになります。
プラス引けや陽線引けの銘柄も結構目立つ
個別銘柄をみると、さすがに値下がり銘柄が圧倒的ですが、それでも日経平均株価が3%近く下がった割には、値上がり銘柄も結構あるな、と感じました。
また、年初来高値更新銘柄も21ありますし、資源・エネルギー株や商社株など底堅い銘柄や、寄り付きが安値でそこから上昇して終わった陽線引けの銘柄が多く、ひとまず今日のところはそこまで悲観的な状況には陥っていないと感じました。
それでも、本日の下落で日経平均株価は25日移動平均線を明確に割り込みましたので、再び25日移動平均線超えとならない限りは、全般弱気で対応することになります。ただし、本日の時点では、あまり下がらない銘柄も結構あり、まだ25日移動平均線割れに至っていない銘柄も多数ありますので、総弱気になるのではなく、強い銘柄については引き続き保有しておけばよいでしょう。強い銘柄が下がって移動平均線に接近したところは、買いのタイミングととらえることもできます。
今日の下げで下方向に向かうと決めつけるのではなく、あくまで自然体で取り組みたいものです。再び株価が強含むかもしれませんし、そうなれば今日のような大幅安の日にあまり下がらなかった銘柄こそ上昇する可能性が高いわけですから、そうした銘柄までも手放すのは早計と考えるべきです。
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