日経平均株価は上昇だがー2023年10月11日の日本株

10月11日の日本株

10月11日の日本株は、寄り付き後からじり高の展開となり、日経平均株価の終値は前日比189円98銭高の31936円51銭でした。
TOPIX、マザーズ指数は下落しました。

値上がり銘柄1226に対し値下がり銘柄2775と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は36、年初来安値更新銘柄は24でした。

ADA指数は15.2%となり、前日の4.1%から上昇しました。株価上昇に伴い、新規買いや買い直し、空売りの買い戻しを行ったことによります。ただ、空売り銘柄は値を下げたものが多かったので、それほど減ってはいません。現状は買い持ちの方が空売りより多いロング・ショートのポジションとなっています。

あくまでも個別銘柄ごとのトレンドに従う

個別銘柄をみると、TOWA(6315)など高値更新となる銘柄もありましたが、全体的には前日の大幅高の後の一段落といった感じです。TOPIXやマザーズ指数は下落していますし、成長株には弱いものも目立ちました。

現状、日経平均株価は25日移動平均線に近接してきましたが、個別銘柄で25日移動平均線を超えているのは4分の1程度です。私は、25日移動平均線超えの銘柄を買い持ちし、25日移動平均線割れの銘柄を空売りしていて、もしここから反発が続けば空売りを買い戻して買い優勢に受けますし、反落となれば買い持ちを売却して空売り優勢に受けます。それらはADA指数の数値をみていただければわかるようになっています。

株価が上に行くか下に行くか予想して、それに大きくベットすれば、予想が当たった場合大きな利益になりますが、外れた場合損失も大きくなり、ギャンブル的な要素を増してしまいます。

ましてや、今のように上に行ったかと思えば下に向かい、かと思えば下げ切らずにまた反発するという、なんとも予想が難しい状況ですから、株価の動きに素直についていくのが最も安全と思います。(安全というのは、利益の極大化ではなく、損失の最小化という意味)

個人的には、ロング・ショートに受けていますので、マーケット全体が上がれば空売りを減らして買いを増やし、マーケット全体が下がれば買いを減らして空売りを増やすだけです。余計なことは考えない方が余計な損失を防ぐことができるはずです。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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