マザーズ銘柄の下げがきついー2022年3月28日の日本株

3月28日の日本株

週明け3月28日の日本株は、終日弱含みの展開となり、日経平均株価の終値は先週末より205円95銭安の27943円89銭でした。
TOPIXも下落、マザーズ指数は4%近い下げとなりました。

値上がり銘柄1519に対し値下がり銘柄2385と値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は35、昨年来安値更新銘柄は3でした。

ADA指数は63.5%となり、先週末の74.4%から低下しました。成長株を中心に、株価が下落した銘柄を売却し、ポジションを少し軽くしました。また、打診的に空売りも少し入れました。

当然の調整局面だが銘柄ごとの格差には注意

ここまで2週間ほど上げ続けてきましたので、28日の下落は当然の調整ですし、値上がり銘柄も多いことから全般で見れば特段の問題はありません。
ただ、マザーズ銘柄など成長株は相対的にかなり弱いように感じますし、25日移動平均線を早速割ってしまった銘柄や、今にも割りそうな銘柄も多数生じています。

まだ日経平均株価が1日しか下がっていないにもかかわらず、25日移動平均線を割り込んでしまうというのはかなり弱い動きであり、こうした銘柄を我慢して保有するのはリスクが高いと思います。

日によって、割安株やインフレ関連銘柄が強い日もあれば、成長株が強い日もあり、1日の動きだけでは判断がつきませんが、株価チャートと言う形で時系列で株価の推移を見ていけば、強い銘柄と弱い銘柄は自ずと見えてきます。

個人的には、いち早く25日移動平均線を割り込んだ成長株については、新規の空売りを本格的に実行することも考えています。良いインフレなら業績相場で株価は上がりますが、スタグフレーションともなれば株価は大きく下がるでしょうから、個別銘柄ベースで移動平均線割れとなった銘柄は速やかに売却し、大きな損をしないように気を付けていくべきです。
しばらくは、利益を得ることより大きな損をしない方に重点を置いたほうが無難かな、と思っています。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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