引き続き強い株につくー2022年2月8日の日本株

2月8日の日本株

2月8日の日本株は、上昇してスタートしたものの、後場は上げ幅を縮める展開となり、日経平均株価の終値は前日比35円65銭高の27284円52銭でした。
TOPIXも上昇しましたが、マザーズ指数は下落しました。

値上がり銘柄1946に対し値下がり銘柄1911と拮抗、昨年来高値更新銘柄は37、昨年来安値更新銘柄は23でした。

ADA指数は35.3%となり、前日の36.3%とほぼ変わらずでした。買い3:売り1程度のロング・ショートのポジションを継続しています。

強い株は毎日上昇

個別銘柄をみると、オリエンタルランド(4661)が連日の高値更新、三菱商事(8058)や三井物産(8031)なども高値更新となっています。

商社株、銀行株、資源・エネルギー関連株は引き続き強く、下がったとしても限定的な状況が続いています。一方の成長株は、多少反発してもそれ以上伸びず、すぐ失速してしまう・・・という状況です。

確かに成長株はひところに比べると非常に安くなっています。高値から2分の1、3分の1まで下がった銘柄はゴロゴロしています。ただ、それらを安易に買ったとしても、今後上昇するか分かりません。

下がっている時に買うということは、大口の投資家が理由あって売却しているときに逆行していることになります。その状態でいくら買い向かっても株価は上昇しません。それならば、株価が下げ止まって上昇に転じてから買っても遅くないわけです。

残念ながら多くの個人投資家が、成長株を下落途中に買い、下がっても持ち続けた結果多額の含み損を抱えた塩漬け株に苦しんでいるようですが、そのような光景をみるにつけ、「下降トレンドの途中で買わなければよいのに」「我慢して持ち続けるのではなくさっさと損切りすればよいのに」と不思議でなりません。

私はいくら成長株が下げようが、ルール通り動いていますので痛くもかゆくもありません。
株式投資で成功するか、失敗するかは、銘柄選びではなく売買のルールを決めて守ることができるかどうかなのだということに、ぜひ気づいていただきたいです。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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