どこまで織り込んでいるかー2020年3月31日の日本株

<今日の日本株>
年度末3月31日の日本株は、前場高い場面もありましたが後場にかけ下げ幅を広げる展開となりました。日経平均株価の終値は前日比167円96銭安の18917円01銭でした。
TOPIXも下落しましたが、マザーズ指数は上昇しました。

値上がり銘柄1563に対し値下がり銘柄2278と値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は18、昨年来安値更新銘柄は6でした。

ADA指数は19.6%となり、前日の16.5%から上昇しました。上昇トレンド銘柄を少し新規買いしました。

 

<上にも下にも行きうる悩ましい状況>
個別銘柄をみると、相変わらず強い銘柄とそうでない銘柄の二極化となっています。ひところのように、全ての銘柄が売られるという状況からは、だいぶ改善しています。

ただ、東京のロックダウンが発令されるのか?、発令されたら株価はどう反応するのか?、感染者数が爆発的に増加したら株価はどうなるのか?というように、新型コロナウイルスの影響を株価がどのように織り込んでいるかにより、上にも下にも行きうる悩ましい状況になっています。

そこで私は、どちらに転んでも良いよう、現時点で上昇トレンド銘柄をある程度(最大でも投資可能資金の30%=ADA指数30%まで)保有するとともに、例えばロックダウン発令でも株価が値下がりしないのであれば、上昇トレンド銘柄を積み増す予定です。逆にロックダウンにより株価が一時的に急落するような局面では、上昇トレンドかつ移動平均線からのかい離率が大きく買うタイミングを逸した銘柄の押し目を狙っていこうと思っています。

いずれ先の安値を割る可能性も高いと思っていますが、今は戻り局面ですので、無理のない程度に上昇トレンド銘柄の保有で利益を得ていきたいと思います。

はっきり言って、3ヶ月後、6ヶ月後、世の中がどうなっているか分かりません。くれぐれも、株価の先行きを決めつけないようにしましょう。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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