1月6日の日本株
1月6日の日本株は、寄り付きから安く始まり、その後も時間の経過と共に売り込まれ、日経平均株価の終値は前日比844円29銭安の28487円87銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も同様に急落しました。
値上がり銘柄531に対し値下がり銘柄3451と全面安の展開、昨年来高値更新銘柄は19、昨年来安値更新銘柄は77でした。
ADA指数は53.1%となり、前日の50.7%から上昇しました。25日移動平均線割れの保有株を売却したり、新規空売りを実行した一方、直近で強い銘柄の新規買いや追加買いを行ったためにややポジションが膨らみました。
成長株から割安株・景気敏感株へシフト
個別銘柄をみると、引き続き成長株が大きく売られる展開となっていて、マザーズ指数が年初からの3日間で10%とかなりひどい下落であるからも分かる通り、成長株を保有して損切りができていない個人投資家は含み損が大変なことになっていると想定されます。
本日は日経平均株価も3%ほどの急落で、個別銘柄もほぼ全面安の展開でしたが、直近で強い動きを見せている銘柄群(銀行、自動車関連、鉄鋼、商社、重工、海運など)は下げ幅も限定的で、中には逆行高となるものもありました。
そこで私は「強い株はマーケット全体が売られている日にある程度仕込んでおくべき」と考え、本日一気にポジションを構築しました。成長株はほとんどが下降トレンドのため保有しているものはわずかですから、ポートフォリオの大部分が直近で強い動きの銘柄群となりました(もちろんすべて25日移動平均線を超えている上昇トレンドのものです)。
中には、25日移動平均線からのかい離がやや大きく、通常であれば買いを控えるものもありましたが、ここはアメリカの利上げに伴い物色対象が成長株から割安株・景気敏感株に一気にシフトする可能性も考え、リスクを取って買い向かうこととしました。
成長株の多くはさすがに売られすぎの水準に達していると思いますので、リバウンドも近々起こることでしょう。私もタイミングが合えばですが、底値からやや反発したタイミングで買い、底値割れを損切りにするということをやってみようと思います。上手く行けばかなり安い価格で仕込むことができますので。
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