小反発もトレンド転換には程遠くー2021年12月15日の日本株

12月15日の日本株

12月15日の日本株は、小安く始まったあとは前日終値を挟んだ小動きとなり、日経平均株価の終値は前日比27円08銭高の28459円72銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄2218に対し値下がり銘柄1592と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は25、年初来安値更新銘柄は56でした。

ADA指数は2.7%となり、前日の1.1%から若干上昇しました。空売り銘柄に急騰するものが出て買い戻したり、新規買いを少量したことなどによるものです。

特に変化は感じられず弱いまま

個別銘柄をみると、銘柄によって反発しているものもありますが、まだ総じて下降トレンドのままであり、特に変化は感じられません。

個人的には、空売りしている銘柄が上昇し、保有株が下落しているのが頭の痛いところですが、結局は下げ相場ですから、ジタバタせずに静観しているのが最善ということになります。

とはいえ、いつ反発に転じるか分からないのも確かですし、上昇の初動には乗っておきたいという気持ちも強いので、ポジションを膨らませないようにしてリスクをコントロールしながら、移動平均線超え銘柄の買いは継続していきたいと思います。

もう少しで2021年も終わりですが、益出しや損出しによる節税もそろそろ始めておきましょう。私は損小利大を目指す投資スタイルのため、どうしても損失が先行します。つまり実現損+含み益の状態となります。そのため、含み益の銘柄を売却して益出しし、実現損とぶつけて節税をすることとしています。

特に、2018年の損失を繰り越している場合、2021年中の利益と相殺しないと切り捨てになってしまいますので、益出しによる節税は検討されてもよいかと思います。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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