12月16日の日本株
12月16日の日本株は、寄り付きから大幅高となり、一時伸び悩んだものの引けにかけて再び上げ幅を広げ、日経平均株価の終値は前日比606円60銭高の29066円32銭と大きく上昇しました。
TOPPIXも上昇しましたが上昇率は日経平均株価より小さく、マザーズ指数は小幅高にとどまっています。
値上がり銘柄2723に対し値下がり銘柄1164と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は44、年初来安値更新銘柄は23でした。
ADA指数は17.1%となり、前日の2.7%から上昇しました。株価上昇に伴い、空売りの買い戻しや新規買いを実行したことなどによります。
高値更新銘柄もあるが・・・
個別銘柄をみると、東京製鐵（5423）、オリエンタルランド（4661）、JCU（4975）、シスメックス（6869）など高値更新となる銘柄もあるものの、マザーズ指数がほとんど上昇していないことからも分かるように、銘柄により高安まちまちでした。
全体的に見ても、まだまだ下降トレンド銘柄の方が圧倒的に多く、少数派の上昇トレンド銘柄にいかにしっかり乗るかがポイントといえます。
日経平均株価は25日移動平均線を奪回し、先週の高値も超えてきましたが、個別銘柄をみると、そうした動きとは程遠く、下降トレンド真っ只中のものが目立ちます。
引き続き、上昇トレンドの強い銘柄は買っていって良いと思いますが、高値掴みに注意し、全体のポジションもあまり膨らませないようにしながら、無理のない範囲で実行するのが無難です。
まずは日経平均株価が恒常的に25日移動平均線を超え、個別銘柄にも25日移動平均線超えのものが日々増えてくるかどうかに着目していきたいと思っています。
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