10月5日の日本株
10月5日の日本株は、寄り付きから大幅安となり、日経平均株価は一時1000円近い下落となりました。その後やや戻すも、終値は前日比622円77銭安の27822円12銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大きく下落しました。
値上がり銘柄726に対し値下がり銘柄3209と全面安に近い展開、年初来高値更新銘柄は13、年初来安値更新銘柄は166まで膨らんでいます。
ADA指数はマイナス16.7%となり、前日のマイナス16.3%とほぼ変わらずでした。25日移動平均線割れの保有株を売却する一方、急激に下がった空売り銘柄の買い戻しをしたり、新規の押し目買いや、海運株への底打ち狙いの買いを少量ですが入れたりしました。
一旦は下げ止まりそうだが
個別銘柄をみると、私がウォッチしている銘柄には年初来安値更新銘柄はソフトバンクグループ(9984)くらいで、ほとんどないのですが、実際は166も出ているのは驚きです。
結局、8月下旬からスタートした上昇はほぼすべて吐き出した形になっていて、個別銘柄によっては8月下旬の株価を下回っているという、極めて弱い動きではありますが、5日の動きをみると、特に成長株などは長めの下ヒゲをつけて反転の兆しを感じられるものがかなり多かったです。
テクニカル指標から見ても一旦は下げ止まりそうであり、今晩の日経平均先物も反発していることから、ひとまずは戻りを試す局面と思います。それでも、やみくもに買い向かうのは危険だと思いますので、買いは現時点でも25日移動平均線を割り込んでいない銘柄や、いちはやく25日移動平均線を超えてくる銘柄くらいにとどめておき、あまり出遅れ銘柄にまで買いの手を広げないようにしたいものです。
個人的には、9月の高値が日経平均株価の天井になった可能性もあると思っていますので、強い銘柄への買いは行いつつも、無理をし過ぎず慎重に取り組みたいと考えています。
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