9月29日の日本株
3月決算企業の中間配当等の権利落ち日である9月29日の日本株は、日経平均株価が配当落ち相当額を大きく超える下落となり、終値は前日比639円67銭安の29544円29円でした。一時は800円超の下落の局面もありました。
TOPIXも大幅安、マザーズ指数も下落しましたが下げ幅は小さかったです。
値上がり銘柄982に対し値下がり銘柄2912と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は22、年初来安値更新銘柄は38でした。
ADA指数は21.4%となり、前日の36.1%から大きく低下しました。保有株の下落により25日移動平均線を割り込んだものを売却したことなどによります。
目先は反発も上値は重いか
個別銘柄をみると、引き続き先週まで強かった成長株に弱いものが目立つ一方、旅行関連株などコロナ悪影響銘柄が引き続き強い展開でした。日経平均株価が大きく下がった割には値上がり銘柄が多く、総悲観という感じにはなっていません。
ただ、先週までと今週からは買われている銘柄が大きく異なっているため、よほどうまく切り替えができなければ、大きな下落に巻き込まれてしまうと思います。私自身も今週に入りかなり利益が吹き飛んでいます。
さて、騰落レシオが昨日150%をつけたあと大きく下がっていますが、それでもまだ130%を超えています。今までの経験則上、騰落レシオがここまで上昇した場合、80%程度になるまで下がることが多いです。
騰落レシオが下落したとしても、強い銘柄は上昇することもあるのですが、やはり全体的に見て、騰落レシオが下落している最中はおそらく利益を上げることはかなり困難と思います。
超目先的には反発しやすいと思いますが、騰落レシオが下がるまでは、日経平均株価も上値が重そうですし、個別銘柄はなおのこと上がりにくいのではないかとみています。
ただ、個人的にはポジションをだいぶ減らしたので、タイミングが良いものがあれば、新規買いや買い直しを行っていくつもりです。タイミングの良さそうな銘柄は結構ありますから、狙ってみるのも悪くないでしょう。
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