日経平均株価22000円割れー2020年2月27日の日本株

<今日の日本株>
2月27日の日本株は再び大きく下落し、日経平均株価の終値は前日比477円96銭安の21948円23銭と、22000円の大台を割り込みました。
TOPIX,マザーズ指数も大きく下落、特にマザーズ指数は4%もの急落になっています。

値上がり銘柄270に対し値下がり銘柄3688と全面安の展開、昨年来高値更新銘柄はゼロ、昨年来安値更新銘柄は427でした。

ADA指数はマイナス17.4%となり、前日のマイナス10.0%からマイナス幅拡大となりました。ロング・ショート戦略のうち、25日移動平均線を割り込んだ保有株を売却したことが理由です。

 

<騰落レシオ60%割れ!ただしまだパニック売りは生じていない>
個別銘柄をみると、高値更新銘柄はゼロです。そして私がウォッチしている銘柄のうち95%ほどが下降トレンドになっています。

本日、ついに25日騰落レシオが60%を割り込みました。これは遅くとも数日中に株価が底打ちして反発に転じる可能性が極めて高い、重要なサインです。

ただ、個別銘柄の値動きを見る限り、まだパニック売りが本格的には生じていないように感じます。したがって、騰落レシオが60%を割り込んでも、即座に反発とはならないのではないでしょうか。

また、日経平均株価の25日移動平均線からのマイナスかい離率は現状約6%ですが、これが8%を超えてくると底打ちの可能性が高まり、10%を超えてくると底打ち間近となります。

こうした点を踏まえると、例えば明日28日に日経平均株価が500円以上値下がりするような局面となったら、一旦の底打ちをする可能性が高まります。

私はまだ空売りの多くを買い戻していないですが、パニック売りと思われる急落が生じたら、買い戻しをしようと思っています。

今回の世界的な株価下落は、いつもと異なるような動きをしているように思えてなりません。新型コロナウイルスにより日常生活も非常事態ですが、株価も非常事態です。今は利益を得ることよりも、損失を拡大しないことを最重点におき、嵐が過ぎ去るまでじっと待っているようにしましょう。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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