上げ一服も日経平均株価30000円キープー2021年9月9日の日本株

9月9日の日本株

9月9日の日本株は、終日弱含みの展開も、日経平均株価は30000円台をキープしました。終値は前日比173円02銭安の30008円19銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。

値上がり銘柄1417に対し値下がり銘柄2380と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は140、年初来安値更新銘柄は1でした。

ADA指数は67.7%となり、前日の71.6%から少し低下しました。25日移動平均線割れの保有株の売却のほか、ポジションを少し軽くするため意識的に保有株の利食いを行いました。

ここからやるべきことは

個別銘柄をみると、ベイカレント・コンサルティング(6532)、神戸物産(3038)、ラクス(3923)、アクリート(4395)、シグマクシス(6088)など高値更新となる銘柄も引き続き目立ちました。

一方、弱い銘柄はようやく25日移動平均線を超えたもののそこからは伸び悩んだり、中には早速25日移動平均線を再度割り込んでしまうものもありました。

さて、ここからやるべきこととしては、保有株については上昇トレンドが持続する限り保有して利益を伸ばしつつ、上昇トレンドが終わったら適時に売却することです。新規買いや買い直しについては、25日移動平均線からのかい離率が小さいものを買って、高値掴みを避け、下がったら適切なタイミングで損切りをすることです。

今日の下げは当然の上げ一服ですし、上昇途中でも1~2週間程度の調整局面はよくあります。そのときに押し目を付けた銘柄は買いのチャンスとなります。

あとは、強い銘柄の押し目買いを狙うのか、弱い銘柄が立ち上がってきて25日移動平均線超えを果たしたところをねらうのか、どちらが良いかですが、正直どちらが良いか分かりません。
ただ、強い銘柄の方が株価もより上昇しやすいと思われるので、私であれば、基本は強い銘柄の押し目買いを行いつつ、多少は弱い銘柄の25日移動平均線超えを買うようにします。

個人投資家の方に話を聞くと、今回の上昇にうまく乗れなかった方がかなり多いようです。であれば、やはり押し目買いや弱い銘柄の立ち上がりを狙い、損切りとなっても損失が大きくならないようなタイミングでの買いを行うべきです。2000円から3000円に駆け上がった株を、3000円で飛びついて買うのと、押し目を待って2700円で買うのとでは、やはり後者の方が安全です。

でも、本当は2000円から少し上昇した2200円くらいで買えるのが理想です。株は上昇トレンドかつできるだけ安いところで買うのが基本ですので、25日移動平均線超えの直後で買うようにする癖をつけておき、常に初動に乗れるようにしたいものです。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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