マザーズ指数順調に上昇ー2021年8月26日の日本株

8月26日の日本株

8月26日の日本株は、小高く始まった後は前日終値近辺での小動きとなり、日経平均株価の終値は前日比17円49銭高の27742円29銭でした。
TOPIXは小幅安、マザーズ指数は1%超の上昇となっています。

値上がり銘柄2394に対し値下がり銘柄1389と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は44、年初来安値更新銘柄は14でした。

ADA指数は59.4%となり、前日の53.1%から上昇しました。新たに上昇トレンドになった銘柄の新規買いなどを実行したことによります。

高値で飛びつかないように

個別銘柄をみると、オークネット(3964)、東映アニメーション(4816)、アンビスホールディングス(7071)、Genky Drug Stores(9267)などが高値更新となっています。

また、日経平均株価が一服する中、マザーズ指数が順調に上昇しており、悪くない形です。

ただ、全体で見ると、上昇一服のものも増えてきており、建設株のようにそもそも今週の上昇に全くついて来れていない銘柄も目立ちます。

私自身は、すでに投資可能資金の60%を投下しているのですが、それは「できるかぎり上昇の初期段階で買い仕込む」ことを意識しているからです。
もしこれから新たに買い仕込むとすれば、私が仕込んだよりも高い株価で買うことになります。その後さらに順調に上昇すればよいのですが、すぐ株価が頭打ちにになって下げに転じた時、当然ながらできるだけ安く買えている方が損失を被る可能性も減りますし、損失の額も抑えられます。

株価が順調に上昇していると、「まだまだいける!」とか「今買わないと乗り遅れてしまう!」と高値掴みをついしてしまいがちですが、飛び乗る前に、そこで買った後株価が下がったらどうするのか、損切りとなった場合に想定される損失を受け入れることができるのかどうかをよく自問自答したうえで買うようにしてください。

私は日々400銘柄の株価チャートをみて、売買のタイミングを計っていますが、なぜそれをやっているかといえば、株価上昇の初動でできるだけ安く買うことが、利益増大とリスク回避につながるからです。

もしこのあたりがピンと来ないのであれば、せめてADA指数をチェックし、ご自身のポートフォリオがADA指数と大きくかい離していないかを確認することをお勧めします。
株価上昇の初期段階は絶好の買いチャンスではあるのですが、そこから順調に上昇せずに下落に転じてしまうケースも多いです。だからこそ、買いのタイミングは利益の額に直結するため、できるだけシビアに行いたいものです。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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