8月10日の日本株
週明け8月10日の日本株は、日経平均株価が朝方25日移動平均線を超える上昇を見せる局面もあったものの、すぐ失速し、終値は先週末比68円11円高の27888円15銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。
値上がり銘柄2388に対し値下がり銘柄1480と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は70、年初来安値更新銘柄は79でした。
ADA指数は40.0%となり、先週末の28.3%から大きく上昇しました。新規買いもありましたが、最も影響が大きかったのが、空売り銘柄の株価上昇による買い戻しです。引き続きロング・ショート戦略ですが、空売りがだいぶ減ってきました。
下降トレンドの銘柄の上昇が目立つ
個別銘柄をみると、ベネフィット・ワン(2412)、バリューコマース(2491)、ベイカレント・コンサルティング(6532)、TDCソフト(4687)、リクルートホールディングス(6098)、カチタス(8919)など高値更新となりました。
引き続き、決算発表による影響もあり、年初来安値更新銘柄も高水準となっていますが、いままで弱かった下降トレンド銘柄の多くが上昇しました。そして中には上昇トレンドに転じるものも出てきています。
今までの二極化相場で弱い動きが続いていた銘柄群が、一斉に反発しているように感じます。こうなると、ロング・ショート戦略で空売りをしていた銘柄が上昇することになりますから、ロング・ショート戦略が通用しなくなります。
実際、本日は空売り銘柄をかなり買い戻していて、空売り銘柄の株価が下がらなくなっていることを実感しています。ここからしばらくは底打ち機運が高まり、弱かった銘柄群が上昇する可能性が高くなっているように感じます。
もちろん、下降トレンドが続いている銘柄の空売りはそのまま維持しますが、大勢はロング・ショートではなく買いオンリーにするべき時期になったように思います。
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