指数は弱いが個別銘柄は堅調なもの目立つー2021年7月5日の日本株

7月5日の日本株

7月5日の日本株は、終日弱い展開となり、日経平均株価の終値は先週末比185円09銭安の28598円19銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。

値上がり銘柄1537に対し値下がり銘柄2298と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は73、年初来安値更新銘柄は25でした。

ADA指数は44.2%となり、先週末の48.1%から低下しました。下降トレンドになった保有株の売却をしたことなどによります。引き続き、買いの方が空売りより多いロング・ショートのポジションとなっています。

底打ち期待の買いより上昇銘柄の押し目買いが有効か

個別銘柄をみると、物語コーポレーション(3097)、イビデン(4062)、東映アニメーション(4816)、ミダック(6564)など、高値更新となるものも散見されています。年初来高値更新銘柄の方が年初来安値更新銘柄より多い状況ですし、上昇銘柄も比較的多かったこともあり、個人的にはプラスマイナスゼロで月曜日の相場を乗り切れています。

要は、日経平均株価が弱い動きであろうと、個別銘柄の中に強い銘柄が相当数あれば、大きくはないですが利益は取れますし、少なくとも大きな損失を被るということはないはずです。

また、私は日々400銘柄の株価チャートをウォッチしていますが、傾向として、右肩下がりに下落を続けている株が反発して25日移動平均線を超えてきたところを買ってもその後伸びずあまりうまく行かないケースが多いです。一方、中長期で右肩上がりに上昇している株が、日足チャートベースでは一時的に下落して下降トレンドになったあと、反発して上昇トレンドに復帰するところで買うと、そこから株価が伸びてくれるケースが多いです。
こういう動きになるのは結局は二極化相場が続いていて、強いものは強く、弱いものは弱い状況に変化がないからだと思います。もちろん、この二極化相場がいつまで継続するのかは分かりませんが、継続する限りは引き続き強いものを買い、上昇トレンド継続中は保有を続ける、という形で利益の上積みを目指したいところです。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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