バブル継続となる可能性は?-2019年10月25日の日本株と今週の投資戦略

<10月25日の日本株>
週末10月25日の日本株は、前日終値を挟んで小幅な値動きとなり、日経平均株価の終値は前日比49円21銭高の22799円81銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄2148に対し値下がり銘柄1521とやや値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は116、年初来安値更新銘柄は2でした。

ADA指数は59.3%となり、前日の58.9%とほぼ変わらずでした。当面の上限60%に近付いているので、銘柄入れ替えを行うなどして同水準をキープしました。現時点では純粋な空売りはほぼなくなっていて、買いのみのポジションです。

 

<日本株バブル継続となるか?>
個別銘柄をみると、7割以上の銘柄が上昇トレンとなっていて、弱気となる理由のない状況です。もちろん、テクニカル指標には過熱感を示すものもありますが、気を付けなければいけないのが、「バブル」となれば、テクニカル指標が過熱してからも、さらに株価が大きく上昇することが少なくない、という点です。
例えば、騰落レシオが130%を超えた状態が1ヶ月以上続く、というようなことも過去にはありました。

確かに、現状はさらなるバブル相場に突入する、つまり日経平均株価が昨年10月の高値を突破するという新たなステージにつき進むかどうかの分岐点にあります。したがって、ここから株価がしぼんでしまうことも十分に考えられます。

でも、株式投資で大きく利益を得るためには、やはりしっかりとバブルに乗ることが重要です。もしここからバブルになるとすれば、今保有している株は、安く買えているということになります。

バブル相場で失敗するのは高値掴みするからであって、バブルが始まる初期段階で買った株はバブルが継続する限りは持ち続けて利益を伸ばすべき、というのが私の考えです。

保有株を持ち続けた結果バブルにならず株価が頭打ちになれば、現状から多少のマイナス(含み益が減る)、バブルになれば大きな利益が期待・・・
今保有株を売却すれば少しの利益、その後バブルになれば大きな利益を取りこぼす・・・

どちらが良いかと言えば、私は小さな利益を放棄してでも、大きな利益を狙いに行きたいです。

外部環境は悪い、景気もあまりよくない、多くの投資家が先行き弱気で空売りも大量に溜まっている、裁定買い残高も極めて少ない・・・みんながここからの株価の大きな上昇のシナリオを描けていないからこそ、逆に大幅高の可能性が高まっているのではないかと感じています。

もし株価が上昇せずに下がったら、保有株を売却すればよいこと。外れても小さなダメージ、当たれば大きなリターン・・・
上昇トレンドが続く限り、強気を続けていくつもりです。もちろん、かなり株価が高い位置にいるのは間違いないのでポジションを大きくしすぎないこと、プットオプションで突然の急落に備えることは忘れません。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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