6月3日の日本株
6月3日の日本株は、寄り付き小安く始まった後はすぐ切り返し、日経平均株価は29000円台をキープしました。終値は前日比111円97銭高の29058円11銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。
値上がり銘柄2482に対し値下がり銘柄1313と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は140、年初来安値更新銘柄は42でした。
ADA指数は60.6%となり、前日の47.8%から上昇しました。上昇トレンド銘柄の新規買いに加え、空売りしている銘柄が上昇したことに伴う買い戻しを行ったことが主な理由です。
弱い銘柄も下げ止まりつつある感触
個別銘柄をみると、ベイカレント・コンサルティング(6532)、レーザーテック(6920)は連日の高値更新、ほかにも荏原製作所(6361)、テラプローブ(6627)、フェローテックホールディングス(6890)などが高値更新となっています。
一方、下降トレンドとなっている弱い銘柄にも変化の兆候が感じられます。それは私自身がそうした銘柄を空売りしているために気づくものです。
空売りしている銘柄に、25日移動平均線超えを果たすものが日々増加しており、私はそうした銘柄の損切り・買い戻しを余儀なくされています。
私自身は二極化相場がしばらく続くと考えて、買いと空売りを両方持つロング・ショートの戦略を取っているのですが、この戦略のよいところは、二極化相場が変化して全面高もしくは全面安に移行するとき、スムーズに移行できることです。
もし全面高に移行するのであれば、空売り銘柄が順次買い戻しとなるため、空売りが減り、買いのみが残ることになります。
もちろん、全面高に移行したことを確認してから本格的に買うということもできますが、そうすると強い銘柄はすでに大きく上昇していることが多く、結果として乗り遅れます。
したがって、二極化相場のうちから、上昇トレンドの強い銘柄は買っておくべきですし、逆も然りですから下降トレンドの弱い銘柄は空売りしておいた方が後々やりやすくなります。
時々起こる、下降トレンドの弱い銘柄が買われ、上昇トレンドの強い銘柄が売られるという、二極化の逆流になってしまうと非常に厳しいですが、そうならずに全面高に発展してくれることを期待しています。
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