引き続き二極化だが伸びる株が出てきつつあるー2021年6月2日の日本株

6月2日の日本株

6月2日の日本株は、寄り付き安く始まったもののその後はすぐ切り返し、プラスに転じた後は堅調でした。日経平均株価の終値は前日比131円80銭高の28946円14銭でした。
TOPIXも上昇しましたが、マザーズ指数は下落しました。

値上がり銘柄2211に対し値下がり銘柄1597と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は97、年初来安値更新銘柄は112でした。

ADA指数は47.8%となり、前日の40.8%から上昇しました。新たに上昇トレンドになった銘柄の新規買いや、空売り銘柄の上昇による買い戻しなどを実行したことによります。現状、買いの方がだいぶ多い形でのロング・ショートになっています。

ここからの明確な上昇に期待

個別銘柄をみると、ベイカレント・コンサルティング(6532)、レーザーテック(6920)、オープンハウス(3288)、トレックス・セミコンダクター(6616)、テラプローブ(6627)、日本郵船(9101)などが高値更新となっています。

一方で年初来安値更新銘柄も100を超えていて、引き続き二極化相場となっています。

ただ、高値更新銘柄、特に上場来高値更新銘柄や、ここ5年の高値を超えているような銘柄も徐々に増えていて、この広がりも期待したいところです。

現状は、ちょっと株価が上がってもすぐ失速してしまうものが多いので、それがなかなか利益が伸びない要因になっていますが、高値更新が続く銘柄が増えてくれば、だいぶ勝負になります。

相変わらず年初来安値更新銘柄も多く、上がらないものはテコでも上がらない状況ですから、買って上がるのを待つのではなく、上がっているものに乗る、というスタンスで、二極化相場を上手に乗り切りたいものです。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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