5月31日の日本株
週明けかつ月末5月31日の日本株はじり安の展開となり、日経平均株価の終値は先週末比289円33銭安の28860円08銭でした。
TOPIXも下落しましたが、マザーズ指数は小幅に上昇しました。
値上がり銘柄1263に対し値下がり銘柄2582と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は64、年初来安値更新銘柄は73でした。
ADA指数は52.1%となり、先週末の61.3%から低下しました。下降トレンドに転じた銘柄の売却などを行いました。先週末に買った銘柄についても、弱いものは売却しています。
アフターコロナを見据えた動きもあるが
個別銘柄をみると、レーザーテック(6920)、メック(4971)、BuySell Technologies(7685)などが高値更新となっています。
一方、再び年初来安値更新銘柄数が年初来高値更新銘柄数を上回っており、二極化相場が続いています。
半導体関連株の一角が強く、また旅行関連株はじめ、コロナ悪影響銘柄も、アフターコロナを見据えての動きなのか、強いものが目立ちます。逆に、ここまで弱い動きが続いていた銘柄は、28日の大幅高の局面で大きく反発したものの、トレンドを変えるまでの動きにはならず、31日は再び下落に転じているものが多いです。
今のところ、下降トレンドの弱い銘柄の上昇トレンド転換よりは、上昇トレンドが続いている銘柄の押し目や、上昇トレンドから少し移動平均線を割り込んだあとの再度の上昇トレンド復帰のタイミングなど、強い銘柄に乗っている方が投資成績は良いと思います。
それでも、上昇トレンドが長続きしない銘柄も多く、総じて利益が大きく増やせる状況ではないのも確かです。
28日の急上昇も、先日売り仕掛けをしたヘッジファンドの買い戻しが主要因とみられ、買い手がいなくなるとたちまち頭の重い展開になってしまいます。
外国人買いなどにより、日本株が全面高にならない限りは、二極化相場が続くと仮定し、強い銘柄のみを保有して、弱い銘柄は持たないことを徹底し、余計な損失を重ねないようにしたいものです。
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