4月1日の日本株
4月1日の日本株は、朝から大きく上昇し、後場伸び悩んだものの日経平均株価の終値は前日比210円07銭高の29388円87銭でした。
TOPIXは小幅上昇にとどまりましたがマザーズ指数は2%超の大幅高となりました。
値上がり銘柄1688に対し値下がり銘柄2179と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は64、年初来安値更新銘柄は21でした。
(4月より、「昨年来高値・安値」から「年初来高値・安値」に集計方法が変わります。そのため、3月までと比べて高値・安値更新銘柄が大きく変わることがよくあります)
ADA指数は64.7%となり、前日の69.7%から低下しました。下降トレンドになった保有株を売却する一方、上昇トレンドになったものを新規買いしました。総じて景気敏感株・割安株が減り、成長株・ハイテク株が増えた形です。
この流れが続く限りはとりあえず追う
個別銘柄をみると、ファーマフーズ(2929)が高値更新となるなど、明らかに成長株・ハイテク株が強い動きとなっています。一方、TOPIXがわずかしか上昇していないことからも分かるように、景気敏感株・割安株は総じて弱く、25日移動平均線を割り込むものが続出しました。
もし景気敏感株・割安株が上昇トレンドを維持しつつ、成長株・ハイテク株も買われる展開となれば、中心は景気敏感株・割安株として成長株・ハイテク株もある程度組入れる、という想定でしたが、ここ数日の動きにより、景気敏感株・割安株が売られ、成長株・ハイテク株が買われる展開となっています。要は全面高にならず、二極化相場になっているということです。
こうなってくると、自然と下降トレンドになった景気敏感株・割安株を売り、上昇トレンドになった成長株・ハイテク株を買うということをしていれば、ポジションの構成が自動的に成長株・ハイテク株中心に置き換わることになります。
景気敏感株・割安株優位から再び成長株・ハイテク株優位への流れがいつまで続くかは分かりません。しかし、景気敏感株・割安株が下降トレンドになり、成長株・ハイテク株が上昇トレンドになった以上、トレンドに従って動くほかありません。アメリカ株も同様の動きをしていますからなおさら、という感があります。
いつ再び景気敏感株・割安株優位の展開に戻るか分かりませんので、成長株・ハイテク株を今買うにしても、高値掴みをしない、損切りルールは守るというように、大きな損失を避けるための手立てだけはしっかりとしておいてください。
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