マザーズ指数強しー2020年10月12日の日本株

<今日の日本株>
10月12日の日本株は、終日弱含みながら大きく売り込まれることもなく、日経平均株価の終値は前日比61円00銭安の23558円69銭でした。
TOPIXも下落しましたが、マザーズ指数は1%超の上昇でした。

値上がり銘柄1682に対し値下がり銘柄2081とやや値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は77、年初来安値更新銘柄は5でした。

ADA指数は74.2%となり、前日の69.9%から上昇しました。一旦25日移動平均線を割り込んだものの再度超えてきた銘柄の買い直しなどをしたことによります。なお、空売りも大きくはないですがあります。

 

<何も考えない>
個別銘柄をみると、12日も私の保有株の中に高値更新銘柄が相次ぎました。エムスリー(2413)、メディアドゥ(3678)、メドピア(6095)、GMOペパボ(3633)、ブイキューブ(3681)、テラスカイ(3915)、メドレー(4480)、ビザスク(4490)、ベイカレント・コンサルティング(6532)などなど・・・。

マザーズ指数が非常に強い動きであることからもわかるとおり、中小型成長株が大きく上昇していますが、エムスリーやMonotaROなども上昇しており、成長株であれば大型株でも上がっています。

その一方、12日は出遅れ銘柄・業績悪化銘柄は売られました。私はこれらの銘柄の一部は空売りしていますので、買い銘柄が上がり、空売り銘柄が下がるという理想的な展開でした。

さて、中小型成長株の多くはPERで見ると50倍を超え、100倍、200倍超えというものも珍しくありません。しかし、こうした銘柄はバブルなわけですから、PERで判断してしまうと乗ることができません。
株というものは、勢いがつけばどこまでも上がるものです。ですから、PERでみて割高だから売ろう、というのではなく、上がる限りはついていくべきです。25日移動平均線割れでも、5日移動平均線割れでも、高値から10%下落でもよいですから、こうなったら売る、というルールを決め、それを守りさえすればバブル相場でも心配ありません。2倍になったら半分売って、もう半分はタダで持つ、というのだってよいのです。

とにかく、買われすぎだだの、PERが異常に高いだの、そんなことはみんな分かって乗っているのです。それがバブルというものです。理屈で考えては乗れません。何も考えず、ただ売買のルールだけはしっかり守ることがバブルに乗るコツです。

 

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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