今日の日本株
週明け3月22日の日本株は、寄り付きから大きく下落しその後もじり安の展開となりました。日経平均株価の終値は先週末比617円90銭安の29174円15銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しましたが下落率は日経平均株価より小さくなっています。
値上がり銘柄1879に対し値下がり銘柄2012とほぼ拮抗、昨年来高値更新銘柄は203、昨年来安値更新銘柄はゼロでした。
ADA指数は71.1%となり、先週末の75.9%から低下しました。25日移動平均線割れの保有株の売却のほか、一部新規に空売りをしたことなどによるものです。
日銀の方針変更発表で流れは決まったか
個別銘柄をみると、SBSホールディングス(2384)、物語コーポレーション(3097)、日本電気(6701)、スノーピーク(7816)、日本郵船(9101)、商船三井(9104)などが高値更新となっています。
日経平均株価は確かに600円超の大幅安となりましたが、個別銘柄をみている限りは悲壮感はありません。値上がりと値下がりがほぼ拮抗していることからしても、個別銘柄は日経平均株価下落の耐性ができつつあるのではないかと感じます。
結局は、今まで需給により実態以上に上昇してきた日経平均株価採用銘柄のうち影響度が高い銘柄が値を消しているために日経平均株価が大きく下がっているだけであり、それとは関係ない銘柄はあまり影響を受けていない、というのが実態と思います。
先週金曜日の日銀の方針変更(ETFの買い入れはTOPIX連動型のみとする)により、日経平均株価<TOPIXの動きがさらに明確になった感じがあります。もちろん、日によって景気敏感株・割安株が強い日、成長株・ハイテク株が強い日があるでしょうが、少し長い目で見た時には、景気敏感株・割安株の方が高いパフォーマンスになるのではないか、とみて私もポジションを構築しています。
成長株・ハイテク株の中にも上昇トレンドが続いていたり高値更新となっているものがありますから、それらは保有していますが、何か変化の兆候がない限り、メインは景気敏感株・割安株でこのまま引き続き行こうと思っています。
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