3月12日の日本株
週末3月12日の日本株は、朝からじり高の展開となり、大幅高で終わり日経平均株価は25日移動平均線を回復しました。終値は前日比506円19銭高の29717円83銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大幅高でした。
値上がり銘柄2460に対し値下がり銘柄1364と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は82、昨年来安値更新銘柄はゼロでした。
ADA指数は67.8%となり、前日の55.0%から上昇しました。上昇トレンド銘柄の買いに加え、空売りをしていた成長株を反発に伴い買い戻ししたことなどによります。ロング・ショートからほぼロングオンリーになりました。
全面高の展開となるか?
個別銘柄をみると、オープンハウス(3288)、ベイカレント・コンサルティング(6532)、伊藤忠商事(8001)など高値更新の動きをみせる銘柄も散見されます。また、ここ数日間の成長株・ハイテク株の反発が顕著になっており、一部に25日移動平均線を突破する動きもあります。
ここしばらくは、景気敏感株やコロナ悪影響銘柄が強く、成長株・ハイテク株が弱いという動きが続いていたのですが、景気敏感株やコロナ悪影響株が強い中、成長株やハイテク株も上昇トレンドに転じるとなると、全面高となる展開も大いに期待されます。
ただ、株価が全面高になってくると贅沢な悩みといいますか、投資資金に限りがあるので欲しい銘柄を全て買うことはできなくなってしまいます。私の場合、景気敏感株に資金をシフトし終えていますので、ここから成長株やハイテク株が上昇トレンドに復帰すると、ポジションが大きく膨らんでしまいます。
そこで現時点では、株価が上昇がスタートしてまだ日が浅く、相場が若いと思われる景気敏感株やコロナ悪影響銘柄の保有株を売ってまで成長株やハイテク株にシフトすることまではせず、自身が許容しているポジションの大きさの範囲内で、成長株やハイテク株を買っていくという形にしていきます。
無論、今後の成長株・ハイテク株の動き次第で景気敏感株やコロナ悪影響銘柄からある程度資金をシフトする可能性もありますが、今のところはまだそこまでは考えていません。
成長株・ハイテク株の多くが再度上昇トレンドに復帰すれば全面高になります。全面高の時期は、株さえしっかり持ち続けていれば利益を得やすいわけですから、この機会を逃さないようにしましょう。
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